有機合成研究室を選ぶメリット4選【化学系大学生必見】

研究室
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どうも、大手化学メーカーで研究者やってますアイアン丸です。

さて、前回は「有機合成系の研究室がブラックが多い理由」を7つの視点からお話ししました。まだ見てない方は、先にそちらを読んでから、今回の記事を読んでくださいね!

そうは言っても、有機化学が好き!面白い!興味ある!

という方もいらっしゃると思います。

僕もその一人でした。

(有機化学って体系的に学べて面白くない?)

そこで、今回は有機合成の研究室に行きたい!けど怖い!ブラックは嫌!

そんな方のために、

社会人になった今だから思う

「有機合成系の研究室を選んで良かったこと 4選」

をお伝えしようと思います。

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有機合成の手法をマスターできる

 有機合成の研究室なので当たり前ですが、有機合成ができるようになります。「何を当たり前なこと言ってんだ」と言われそうですが、これは非常に大きな成長です。

 有機合成は、反応メカニズムの理解や試薬の性質・毒性などの知識、実験器具の組み立て方や取扱い、カラムや蒸留などの単離方法など、非常に多くの知識や技術が無いとできません。すなわち、「有機合成ができるようになる=研究者として必要な力が自然と身につく」のです。

 私は有機合成系の研究室に所属したからこそ、化学の知識や技術が多く身についたと考えています。そして、そこで得られた知識や技術、経験は今の職場で大いに役立っています。

“分析”技術も身に付く

 合成技術だけではありません。合成した後、本当に目的物ができているのか、どれくらいの転化率なのか、副生成物は無いのか。そういったことを分析する必要があります。ですので、NMRやIR、GCといった分析機器を使いこなすことが必要不可欠で、有機合成研究室に所属していれば、そういった分析機器も自分の手のように扱うことができるようになります。私もある程度の分析機器は扱えるようになりました。現在も職場でガンガン使ってます。

研究室の仲間と強固な関係を作れる

 有機合成系の研究室はハードで研究室滞在時間も長いことが多いです。すると、学生同士でコミュニケーションを取る時間が増えます。更に、共通の敵(教授陣?w)がいるので、学生同士は非常に仲が良くなります。(例外もある、、)

 私は今でも、同じ研究室だった友人と飲んだりします。みんな優秀でしたので、有名な化学メーカーに勤めています。他社の話を聞くこともでき、非常に有意義です。

(コンプラ的に話せないことも多々あります。競合他社だったりするので。笑)

社会人になっても全然辛くない

 個人的には、これが一番デカいかもしれません。学生時代にあまりにもぬるま湯研究室で過ごしてしまうと、社会人辛すぎ、ワロタ。状態になってしまうかもしれません。

 しかし!有機合成研究室で切磋琢磨した場合、社会人、、全然辛くありません。一般的には、大学生は人生の夏休みとか言われていますが、有機研究室の大学院生はそんなこと全くありません。

 むしろ社会人の方が楽に感じます。だって、19時には自宅にいるんですよ?早すぎる。しかも、給料も出るんだから神。土日も休みだし。大学院時代は、給料なんてもちろん出ませんし、なんなら学費払ってます。有給休暇なんてありません。無給休暇すら無いです。笑 社会人最高!!

 そう、どんなにハードな部署に配属されようが、おそらく研究室時代の方がハードでしたので、余裕です。(ただ、学生と違って社会人は責任が伴うため、一概に楽とは言えませんが、少なくとも私は今の方が気楽です。)

まとめ

 以上。私が有機合成系の研究室を選んで良かったこと4選でした!!

 最後に関しては、本当に良かったことなのか?と思われるかもしれませんね。笑

でも、社会人になって、「社会人つらい。学生に戻りたい」とか言っているよりも、「社会人よゆー。学生の時より100倍良いわw」って言ってる方が良くないですか?

過去を羨むよりも、未来を見て、日々精進する方が良い人生を送れると思います。

 私は、多少ハードな研究室ではありましたが、有機合成系の研究室に所属して良かったと思っています。

さて、こんな有機合成研究室の良いところを言っていますけど、あまりにもブラックな研究室に行って、鬱になって、化学が嫌いになってしまっては元も子もないので、、

研究室選びは慎重に!笑

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