化学メーカーの年収ランキングはあてにならない!【現役社員が語る】

就活・転職
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どうも、こんにちは。

化学メーカー現役社員のアイアン丸です。

わたしは、巷で溢れている「化学メーカーの年収ランキング」を見て、「実際とは全然違うなぁ、これ見て会社を選んでいる人がいたら勿体ない」と思いました。

そこで、今回は、なぜ現役社員である私がこのように感じたか、その理由をお伝えしたいと思います。

読んで欲しい人
  • 化学メーカーの年収が気になる人
  • 就職活動中の大学生
  • 転職を考えている社会人

まず結論
  • 年収ランキングの100万円の差は、ほぼ関係ない。
  • ランキングの上下は気にしない方が良い

では、詳しく説明していきます。

 就職活動や転職活動をするとき、重要な要素の1つに年収があると思います。あなたも、希望する会社の年収は、就活四季報有価証券報告書などで調べたことがあると思います。

また、年収ランキングが記載されたサイトも沢山あります。

「化学メーカー+年収」の検索結果
年収ランキングを記載したサイトが多い

 しかし、私はこの年収ランキングはあまり鵜呑みにしすぎないほうが良いと思っています。ましてや、「年収が100万高いからこっちの企業の方が良い」なんてことは考えない方が良いと思います。

なぜ、年収ランキングは鵜呑みにしすぎないほうが良いと考えるか。

現役社員だから分かる理由を4つ説明します。

読めば、必ず納得できると思います。

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①平均年収は平均年齢に大きく左右される

まず、完全なる理由が平均年収ランキングは、「平均年齢を加味したランキングでは無い」からです。

例えば、こちらの例をご覧ください。

  • A社 平均年収 1000万円 (平均年齢45歳)
  • B社 平均年収 900万円  (平均年齢40歳)

ぱっと見、A社の方が沢山の給料をもらっているように見えます。

残念なことに、大抵の年収ランキングではA社が上位になるでしょう。

しかし、実際にはB社の方が高給取りです。

、、なぜでしょう?

これは、平均年齢が違うからです。

A社は45歳で年収1000万円なのに対し、

B社は40歳で900万円貰っていることになります。

なのでB社で40→45歳A社の平均年齢)になると、年収1000万円以上になります。

5年でそんなに上がるか?と思った方へ

例えば、40歳から41歳で基本給が1.5万円昇給したとします。基本給だけで1年あたり、1.5万円×(12か月+ボーナス5か月分)=25.5万円の年収が増えることになります。

これが45歳までだと25.5万×5年=127.5万円となり、

5年間で年収が127.5万円増えることになります。

更に、賃金は指数関数のように上がっていくのが一般的なので、単純な5倍よりも高くなると思います。

※昇給額やボーナス月数はあくまで例です。が、概ね合っていると思います。

、、、はい。

これだけで、すでに「年収ランキングは当てにならない」ことが分かって頂けたと思います。でも、まだ更に理由があります。

②年収には残業代を含んでいる

 年収は、会社から支払われる給料全ての合計です。大雑把に言うと、「基本給+残業代+ボーナス」で計算します。ですので当然、残業が多い企業は年収が高くなり、残業が少ない企業は年収が低くなります。

ですので、真の高給取りの企業とは、「年収が高い+残業時間も少ない企業」となります。

平均年収が1000万円。でも残業時間が月50時間。

……そりゃ年収も高くなるでしょう。

平均年収900万円。でも残業時間は月10時間だよ~。

おそらく後者の方がコスパの良い企業であると言えます。

残業代の観点からも、年収ランキングはあまり当てにならないことが分かります。

③年収には福利厚生を含んでいない

一般的な会社には福利厚生というものがあります。

福利厚生とは、簡単に言うと給料にプラスされる補助金みたいなものです。

 例えば、会社の寮や社宅に格安で入居できたり、年に1回高級料理が格安で食べれたり、映画やディズニーランドに割引価格で行けたり、、他にも企業によって様々な補助があります。

ここで重要なのが、

ほとんどの場合、福利厚生は年収に含まれていない。

ということです。

すると、福利厚生での補助金額が高い場合は、実際に手元に残るお金が多くなり、手取り年収は高くなります。

特に影響が大きいのは、社員寮社宅制度です。

社員寮や社宅は、数千円~数万円で住めることが多いので、本来払うべき家賃をかなり抑えることができます。

例えば、普通に家賃8万円のAさんと、社宅制度を使った社宅費1万円のBさんだと毎月7万円の差が生まれます。1年で84万円(7万円×12か月)の差がでることになります。

社員寮や社宅制度の有無やその料金は会社によって様々で、四季報やHPには載っていません。実際に社員に聞いてみる他ないのです。なので、年収ランキングには絶対に反映されないのです。

※一般的に、住宅手当は「会社から支給される補助金なので」年収に含まれます。

④メーカー総合職は平均年収よりも高い

最後に4つ目の理由です。メーカー特有の社員構成にあります。

メーカー(製造業)の総合職(一般的には大卒以上)は、ネットに載っている平均年収よりも高くなる傾向にあります。

これは就活生の方にはあまり知られていないことかもしれません。

なぜか。

メーカーには工場がありますよね?そこでは現場職の方が沢山働いています。現場職の人数は総合職よりも多いです。平均年収には、現場職の方の給料を含んだ平均が示されていることが多いので、実際の総合職の給料は、平均年収よりも高くなります。

ですので、同じ年収の企業であっても、現場職と総合職の比率の違いで、総合職の年収は変わってくるということです。

※メーカーでは、現場職と総合職では給料体系が異なる場合が多い。すなわち、同じ年でも、総合職の方が給料が高い。その分、責任が大きい。

※就職四季報には、総合職だけで計算した平均年収が載っていることがあるので、その場合は、信用できる年収である。

まとめ

いかがだったでしょうか。

ここまで読んだあなたなら、巷で溢れている年収ランキングがあまり当てにならないことが分かって頂けたと思います。

皆さんは、年収ランキングに惑わされずに、就職活動、転職活動を進めてくださいね。

●就活四季報

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